「AWS 認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト」(SAA-C02)に合格しました
はじめに
AWSの認定資格(SAA-C02)にどうやって合格したかという話です。
n番煎じの話ですが、自己PRのため 何かの役に立てばと思い書いていきます
なぜ受験したのか
実務でずっとAWSのインフラを担当していたのですが、この春の異動でオンプレのDBチームに異動することになり、記憶が新鮮なうちに資格取得しておこう、というきっかけです。
学習期間
2週間です。
平日は1日2時間、休日は8時間程度だったので、合計52時間程度でした。
「反省」の章で後述しますが、SAA-C02では取り扱うサービスの種類がかなり多いので、実務経験者でも1ヶ月ほど前から準備したほうがいいと思います。
未経験者は素直にクラウドプラクティショナーから入りましょう。
学習方法
失敗した学習方法
最初は、学習方法は以下で済ませようとしてました。
結論から言うとかなり非効率だったので途中で諦めました。
- 公式の「認定試験に備える」に目を通して一通り実施する
- 試験に出るサービスのBlackbelt読む
- 試験に出るサービスの公式ガイドのチュートリアルで構築してみる(例:EC2)
- 試験に出るサービスの公式ガイドで、設計の注意点っぽいところを拾い読み
2017年にSAA取ったときは、試験対策本プラスこれで行けたんですけどね。
クラウドプラクティショナーできてから、SAA-C02はもっと網羅的にかつ実践的な内容には変化したのかなと思ってます。
時間のある方はこれを試験範囲の全サービスにやれれば、かなり実力がつくとは思います。
うまく行った学習方法
お金で殴りました。アフィリエイトじゃないですよ。お金欲しい。
以下を購入しました。セールで2000円台だった気がします
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版) | Udemy
模擬試験が3つはいっているので、それを中心にすすめていきます。
まず模擬試験を一つ受けてみて、自分の得意/不得意の把握を行います。
全くわからない内容は教材の講義動画を見て把握します。結構体系的にまとまっててわかりやすかったです。
1つ目の試験の復習が終わったら2つ目、3つ目の模擬試験も同じように進めて行きます。
模擬試験を1周すると、「AWSが何をわからせたいのか?」という意図がわかってくるので、教材の講義動画の学習効率が上がってくると思います。
- EC2より、Lambdaなどのサーバレスアーキテクチャを使わせたい
- マネージドサービスを使わせたい。宣伝も兼ねてますねこの資格。
特に、得点の配分の高いVPC, EC2, S3, ELBは、実務で使い慣れている方でも知らない機能が問題に出たりしますので、詳しくやっておきましょう。
ただ、この教材に少し文句を言うと、模擬試験に古い問題が結構な割合で混ざっているので、そこは改善してほしいなと思いました。特にELBの問題がCLBばかりなのは致命的なので、自分でALBとNLBの勉強をして確認したほうがいいです。
試験結果と感想
合格点かなりギリギリですが、なんとか合格しました。
udemyの模擬試験の成績が65%ぐらいだったので難しいかなと思ってましたが、なんとかなりました。
オンライン試験について
今回、コロナ対策としてPSIのオンライン受験で申し込んでみました。
ただ、正直もう二度とやらないかな、と思ってます。
- リモートで監視してくる試験監督と英語のチャットでやり取りが必要です。やり取りの内容は事前に確認していたものの、途中であきらかに意思疎通が取れない場面があり、申し訳ないなと思いました。
- 自宅で実施しましたが、完全に隔離された部屋を用意して、かつ声も入ってはいけないです。小さいこどもがいる家庭だと厳しいですね。
- 試験用のセキュリティソフトを入れたのですが、結構リソースやネットワークを食うのでノートPC×無線LANだとギリギリでした。
反省
元々、2017年頃にSAAの資格は取得していましたが、2年ごとの更新を怠り失効していました。
ただ、AWSはVPCやEC2、VPN/DirectConnectなど、ネットワークやコンピューティングを中心に実務で2年間ほど触ってました。
また、直近の案件では前述の要素に加え、CloudWatchやSystemsManagerなど運用系のサービスを中心に、RDS、ECS、EMR、Lambda等々、のサービスにふれる機会が増えて来ました。
なので、「俺、AWS完全に理解した」状態になっていたので、SAAの再取得くらい余裕だろう、という気持ちで最初は望んでいました。
いやはや、甘い考えでした。
特に苦労したのが、S3など多機能すぎるサービスや、全然実務で触れたことのないElasticBeanstalkやCodeシリーズなど開発系サービス