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「AZ-900: Microsoft Azure Fundamentals」に合格しました

 はじめに

MicrosoftクラウドサービスであるAzurenの入門資格とも言うべき「AZ-900: Microsoft Azure Fundamentals」に合格しましたので体験記を書いていきます。

 

docs.microsoft.com

 

なぜ受験したのか

 

一言でいうと会社の方針で取ることになりました。

というのも、私はSIerの会社に勤めているのですが、AWSの利用実績はかなり多く、エンジニアの確保もしやすい状態です。AWSのなんとかパートナーにも選ばれてます。

ただ、Azureは同業他社と比べても実績が少ないので、エンジニア確保の面も踏まえて、会社として若手やパブリッククラウド経験者に資格をとらせる施策を進めており、私もその一員として選ばれた次第です。

 

学習期間

2週間です。

AWSパブリッククラウドの概念は理解していたので、似たようなサービスを覚えてしまえば、あとは多少の差異と用語の違いを理解すればよかったので難しくはなかったです。

 

学習方法

参考にした学習方法はこちらのブログです。

www.wantedly.com

 

上記ブログのままやれば合格できたので正直特に付け足すことないです。

 

強いて言うなら、udemyの問題は少々古いことがあるので、MicrosoftLearn「Azure の基礎」に出てこない知識が聞かれることがあります。正答できなかった問題は「Azure の基礎」に含まれているか確認し、含まれている場合だけ深堀りして学習しましょう。

 

また、「Azure の基礎」だとハンズオンで学習できるサービスが限られるので、理解が難しい分野はMicrosoftLearnでモジュールを検索してみるといいと思います。

docs.microsoft.com

 

試験結果

合格しました。点数は760点でした。(合格点は700以上)

 

感想

Azureで一番簡単な試験なので、「これでAzureが使える!」ということはないですが、AWSとの比較が色々面白かったです。

後発サービスということもあり、VirtualMachineとかBlobストレージは完全にEC2とS3じゃん、それから派生するサービスは一緒じゃん、という感じで既視感バリバリでした。

逆に、個人的に一番差異を感じた点は組織管理、コスト管理についてです。

AWSだと複数アカウントを持ってOrganizationで管理する仕組みですが、Azureの場合は一つのAzureアカウント内で支払い方法や請求書を分けることができます。この辺は後発サービスの強みなのか、エンタープライズ向けビジネスを長くやってきたMicrosoftならではの仕組みなのかなと思いました。

あとは、AzureFundamentalsでIoTや機械学習、AIのサービスを全面に押し出していて、よりアプリ開発者向けの印象をつけようとしているのかなと思いました。

AWSはIaaS,PaaSの問題が多かったです。