「ORACLE MASTER Silver DBA 2019」(1Z0-082)に合格しました
はじめに
「ORACLE MASTER Silver DBA 2019」(1Z0-082)に合格しました。(2021/9頃)
合格体験記を書いて行きます
試験の概要
https://education.oracle.com/ja/products/trackp_DB19COCA
学習期間
2.5ヶ月
試験範はDBA分野とSQL分野で50:50の比率、その中でDBA分野は大半はBronzeで既出の内容で、Silverでは多少発展的な内容が増えている、という体感でした。
DBA SilverのSQL分野は、SQL Silverの試験範囲と丸々被っているので、段階的に取りたい方はSQL SilverからとるとDBA Silverはだいぶ楽に取れるかな、という印象です。
2021/6にDBA Bronze試験を受けていたので、DBA分野の内容はほとんど復習、という感じで問題なかったです。
「ORACLE MASTER Bronze DBA 2019」(1Z0-085)に合格しました - 稀男のIT技術ブログ
SQL分野が結構ボリュームがありました。一つ一つの要素は簡単なのですが、その分覚える数が多くなり、かなり暗記科目でした。
業務でプログラミングをしてSQLもバリバリ書く人であれば全然難しくないと思います。
ただ、偏見ですが、インフラエンジニアは業務で書くSQLはせいぜいデータディクショナリや動的パフォーマンスビューへのSELECTだけなので、そこそこ努力が必要です。
学習方法
Bronzeの時と同様に、ORACLE MASTER Silver DBA 2019の唯一の参考書である「黒本」で勉強しました。
Bronzeの時と同じですが、解説編を超ざっくり1周読んで、練習問題を解いて、解説編を普通に読んで、練習問題を解いて、解説編をじっくり読む。試験間近は練習問題を解いて解けない問題に関係するところだけ読む、というのを繰り返してました。
SQLに関しては、会社の開発環境で実施する手順作成時に、無駄にSELECT文でJOIN句書いてみたりファンクション使ってみたりしましたが、基本は参考書読むだけでした。
データベースの学習するためのテストデータとかってどこから持って来ればいいのでしょうかね?DBCAとかにはテストデータを入れるとかありますが、テストデータ作成SQLが配布されているようなきがします。
試験結果
合格しました。
合格ラインが正答率65%のところ、82%でした。
感想
DBA Bronze 2019とSQL Silver 2019の二つの試験+αの範囲を網羅しているため、かなりボリューミーな内容です。黒本の分厚さを書店で比較して貰えばわかると思います。
その分、実際に現場で利用する内容がかなり網羅できるので、OracleDatabase1年目のエンジニアが受けるにはちょうどいいレベルだと思います。
余談
2021/06にSilver DBAを取得しましたが、現場ではGrid、ASM、ACFS、RAC、Multitenant、EMCC、JDBC、RMAN、統計情報更新、実行計画などの(当時の自分にとって)奇奇怪怪な未知の言葉が飛び交っており、これでも全くわからないのか。。。と頭を抱えました。
これはDBA Goldに行かないとわからないのでは?ということで2022/03までにDBA Goldを受験する意思を固めました。
ただ、当時に戻れるのであれば、「Goldの試験範囲はMultitenant、RMAN、パフォーマンスチューニング、19c新機能だから、参考書で勉強するのはいいけど試験を受けるのは時期尚早だ」と言ってあげたいです。あと、Gridを勉強する方法が全然見当たらないのですが、皆さんどうしているんですかね?